DIY装着 タッチパネル式 細霧冷房装置(時間&飽差で自動制御)

ハウス内で細霧冷房が稼働中

ハウスの暑さ、もう我慢しなくていい。

目次

飽差制御×タッチパネル、88万円から — 大手の1/3で、収量+32%。

暑さで止まる光合成を、自動で守る細霧冷房。スマホで温度・湿度・飽差をほぼリアルタイム監視できます。

お見積もり・ご質問・見学相談、何でも歓迎です。検討段階に制限はありません。

温度を下げるだけでは、収量は上がらない

夏場のビニールハウスは40℃を超えます。換気扇を回しても、遮光しても、限界がある。でも本当の問題は「温度」だけではありません。

植物の収量を決めているのは飽差です。

飽差とは、空気があとどれだけ水蒸気を含めるかを示す値。この値が高すぎると、植物は気孔を閉じて身を守ろうとします。気孔が閉じれば、CO2を取り込めず光合成が止まる。つまり、どれだけ日照があっても育たない。

逆に飽差が低すぎると、葉の表面が結露し、灰色かび病などの病害リスクが跳ね上がります。

最適な飽差は3〜7 g/m³。この範囲を維持することで、植物は気孔を開き、光合成を最大限に回し続けます。

飽差と気孔の関係 — 高すぎ→閉鎖、最適→開放、低すぎ→結露
飽差が植物の気孔を開閉させる仕組み(悠々システム作成)

飽差制御で、これだけ変わる

  • トマト: 収量+32%(出典:農林水産技術会議・岩手県農業研究センター「複合環境制御による多収」)
  • イチゴ: 収量+12%(出典:滋賀県生産者事例 ニッポー社サイト掲載)
  • 花卉: 収量+30%(出典:施設園芸.com 飽差コントローラー導入農家報告)

※ 出典の詳細URLは本ページ末尾の参考文献欄に掲載しています。

一般的なIoT対応の細霧冷房は200万円以上。悠々システムの細霧冷房は88万円から

私たちが大事にしていること

DIY設置できる

農家自身で取り付けできます。特殊工具は不要。完全DIYで設置・運用されている方が多数います。

飽差を自動でコントロール

温湿度センサーから飽差をリアルタイムに割り出し、最適なタイミングで自動噴霧します。

スマホで遠隔監視

外出先からハウスの温度・湿度・飽差・噴霧状態をほぼリアルタイムで確認できます(約3分間隔で更新)。

クラウド連携部の自動アップデート

クラウドへのデータ送信や通知に関わる機能改善は、自動アップデートでお届けします。

他製品と統合できる

換気・CO2・潅水など、他の悠々システム製品と一元管理することができます。

直して、長く使える設計

ノズル・ホース・センサーなど、消耗する部品はほぼ全て自分で交換できます。一部が壊れただけで装置全体を買い替える、そんなもったいないことはしたくない。国内で一台ずつ手組みしているからこそ、5年先・10年先も直しながら使える設計にしました。

制御盤BOX内部 — 漏電ブレーカー・電源ユニット・配線(自社協力工場で手組み)

なぜ88万円で、タッチパネル付きが実現できるのか

理由は1つ。国内の自社協力工場で、一台ずつ組み立てているからです。

ポンプ、制御盤、配管継手——どれも市販の完成品を組み合わせるのではなく、協力工場と専門技術で内部から仕上げています。熟練者の手によって一台ごとに手組みをしています。

海外製ポンプとの比較試験で分かったこと

海外ポンプでも安価なものがあります。元々は農家の私たち、安価に越したことはありません。

そこで、試しに海外製ポンプ導入したところ、初日からオイル乳化が発生しました。水と油が分離せず、白濁する現象です。これではポンプ寿命は1年も持ちません。

とはいえ、国産ポンプは非常に高価。そこで実用的な価格での提供を模索した結果、理念を共有頂ける協力工場と出会い、比較的リーズナブルな価格での提供が可能になりました。

国産モーター搭載の高圧ポンプ

動作可能環境

  • 電源:単相200Vコンセント(3ピン形状)に挿すだけ。ハウスに既設の200Vコンセントがあればそのまま使えます
  • 水源:水道水でそのまま使用可(井戸水の場合はフィルター追加で対応実績あり)
  • インターネット:Wi-Fi接続が必要(※モバイルルーターについては下記の注意事項をご確認ください)
  • 設置スペース:制御盤BOX(小型)+高圧ポンプ。ハウス入口付近の風雨を避けられる場所
温室にモバイルルーターは絶対に置かないでください

リチウムイオン電池の破損・発火リスクがあります。開発者自身が温室40℃環境でモバイルルーターを置いたところ、リチウムイオン電池が膨張し破裂寸前まで至った実体験があります。Wi-Fi圏外のハウスには、悠々システムのゲートウェイと母屋からのWi-Fi延長を組合せた構成をご提案できますので、現地調査時にご相談ください。詳しい解説と対策は近日ブログ記事として公開予定です。

製品の中身(仕様)

項目内容
制御方式タッチパネル方式(自動噴霧・遠隔監視一体型)
制御ロジック飽差が高くなったタイミングで自動噴霧(時間帯設定+飽差閾値)
対応面積約2000㎡(約20a相当)
電源単相200Vコンセント(3ピン形状)に挿すだけ(既設200V回路を使用)
水源水道水(井戸水はフィルター必要)
ノズルφ0.1mm 超微細ノズル × 50本(標準)
ポンプ国産高圧ポンプ(最大約10MPa、可変バルブで4〜6MPaに調圧/パイプ破損防止のため)
通信Wi-Fi(クラウド経由でスマホへ)
遠隔監視スマホでほぼリアルタイム監視(温湿度・飽差・稼働状態。サーバー反映まで最大約3分)
遠隔アップデートクラウド連携部のみ自動アップデート(永年無料・PLC側ロジックは現地対応)
センサー高精度温湿度センサー
運用実績開発者自身のハウスで継続運用中(ミスト制御技術として5年・前世代機を含む)
製造国内・自社協力工場での組立

気になる価格のはなし

DIYで設置できる方は88万円から、設置サポート込みの方は121万円から。一般的なIoT対応機(200万円超)の約1/3価格です。

DIYキット

88万円〜

  • 制御盤・ポンプ・ノズル50本
  • 配管100m・センサー・マニュアル
  • リモートサポート 30日

★ おすすめ

設置込みパック

121万円〜

  • DIYキット内容すべて
  • 出張設置+試運転+操作説明
  • リモートサポート 90日

補助金を活用して導入された事例があります

過去にお客様自身で補助金を申請し、導入された事例があります(参考情報)。

産地パワーアップ事業(補助率1/2)
  • DIYキット 88万円 → 実質44万円相当
  • 設置込みパック 121万円 → 実質60.5万円相当
業務改善助成金(補助率3/4・法人向け)
  • DIYキット 88万円 → 実質22万円相当
申請のご注意

悠々システムでは補助金申請の代行・サポートは行っておりません。申請の詳細は、各補助金の管轄窓口または行政書士へお問い合わせください。当社は技術提供・設置・サポートに専念しております。

気になりがちな質問

電気工事士の資格は必要ですか?

200Vコンセントが既設なら不要です。挿すだけで動きます。新規に200V回路を引く必要がある場合のみ、電気工事士による施工が必要となります。

井戸水でも使えますか?

フィルター追加で使用実績があります。井戸水の水質によってはノズル詰まりリスクがあるため、お問い合わせ時にご相談ください。

Wi-Fiが届かないハウスでも使えますか?

タッチパネル制御盤は独立稼働するため、Wi-Fiなしでも基本制御は動きます。スマホ遠隔監視のみ使えなくなります。なお、モバイルルーターは温室内のバッテリー破損・発火リスクがあるため推奨できません。Wi-Fi延長や有線LAN等での接続をご相談ください。

冬場は使わない時期もありますか?

はい、夏季が主な使用期間です。オフシーズンはポンプ内の水抜き・ノズル外しの簡易メンテナンスのみで保管できます。手順書付きです。

故障したらどうなりますか?

リモートサポート期間中は無償対応。期間後は出張修理(3.3万円〜)または年間保守契約(5.5万円/年)でカバーできます。遠隔アップデートで機能追加も永年無料です。

ジョイント類は再利用できますか?

ジョイント類(L字・T字・末端キャップ等)は消耗品です。圧着固定構造のため、撤去・改修時には新品交換となります(製品不良ではなく仕様)。最初にお伝えしておきます。

お客様の現場から

現行タッチパネル版は2024年〜。前世代機を含めると5年の運用実績があります。

K様(鹿児島県)— フィルム温室

K様 フィルム温室外観
K様 ハウス内噴霧中
K様ハウスでの噴霧運転の様子

(お客様コメント — 公開前にヒアリング予定)

導入時期: 2023年8月 / フィルム温室にDIY施工 / 50ノズル構成 / 配管100m
※ 当時の制御は前世代の一体型でしたが、現在のタッチパネル版は機能面で同等以上にレベルアップしており、配管・ノズル・ポンプ等のハード構成は変わりません。

A様(沖縄県)— ベビーリーフを水耕栽培で生産

A様 ハウス外観(沖縄県)
ハウス外観(沖縄県)
ハウス内 ベビーリーフ栽培の全景
水耕でベビーリーフを栽培
緑葉と赤リーフレタス 育成段階の異なる畝
育成段階の違う複数品種のベビーリーフを同時栽培
赤リーフレタスのクローズアップ
出荷直前の赤リーフレタス
A様ハウスでの噴霧運転の様子(沖縄県)

(お客様コメント — 公開前にヒアリング予定)

沖縄の高温多湿環境下で、ベビーリーフ水耕栽培に細霧冷房を導入。気温だけでなく飽差を制御することで、夏場の生育停止と病害リスクの両方を抑え、安定した出荷を実現しています。

質問だけでも、見積だけでも大丈夫です。
検討期間に制限はありません、お時間ある時にご連絡ください。

気軽にご相談ください

お見積もり・ご相談は無料です。
まず気軽に質問だけでも歓迎です。

兵庫県宝塚市の悠々ファーム(自社実証ハウス)で、実機を稼働状態でご見学いただけます。
2時間程度の情報交換も可能です。

ご相談時のご注意
  • お見積もり・ご質問は無料です
  • 強引な営業はいたしません。検討期間に制限もありません
  • 見学は事前予約制(悠々ファーム側の都合で日程調整させていただきます)

細霧冷房 お問い合わせ・お見積りフォーム

下記フォームよりお気軽にご相談ください。
3営業日以内に代表 北田より直接ご返信いたします。

ご記載あれば、見積書の名前はこちらを使わせていただきます。法人名がない場合、お名前を使用予定です。
複数選択OK / 取り付けるハウスの環境や悩みは下のご要望欄へお書きください
数値を入力(㎡または反)/概算でOK/1反=10a=約1000㎡/複数棟ある場合は合計/分からない方は『不明』とご記入ください
※ 細霧冷房は単相200Vコンセントが必須です。100Vのみの場合は電気工事士による200V敷設が必要です
電灯と動力の有無、ブレーカー容量など、分かる範囲で。 後ほど分電盤の写真を送って頂いても簡単なアドバイスは出来るかもしれません。
お手数ですが、ご記入に協力いただけたら嬉しいです。詳しくお書きいただくほど、的確な提案ができます

参考文献(出典)

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