液肥自動投入装置(2液式)

液肥自動投入装置を一言で言えば、肥料を一定の濃度で保ってくれる装置です。

週末しか作業出来なくても、毎日ずっと良い状態に肥料濃度が保たれます。

主に水耕栽培用での使用を想定していますが、少し工夫することで、トマトの養液土耕栽培(後述します)にも使えたりと、広い用途で使えます。

液肥自動投入装置とは

あなたの代わりに、液肥を良い感じの濃度に自動的に保ってくれる装置です。

栽培している水のEC(肥料濃度)を測定して、薄かったら肥料を少し入れる。濃ければ何もしない。

こんな動作を約5分おきにずっと行ってくれます。

もちろん、肥料の濃度は自分で設定できるため、栽培槽のECは好きな値に保つことができます。

水耕栽培をしていると、毎日のように変動するECを保つのは大変ですが、この装置を使うと、そんな作業から解放されます。

特に家庭菜園では、平日はあまり作業できなくて心苦しいこともあるかと思います。

そんな心配事を解消するため、この装置を作りました。

装置の使い方

装置と言っても、大掛かりなものではなく、だれでも簡単に使えるようにしました。

センサーを設置

撹拌機・ポンプを繋ぐ

電源を入れる

ECを設定

液肥自動投入装置の特徴

消耗品が自分で交換可能

投入量が調整可能

液肥自動投入装置が実際に使われている様子

ベランダゴーヤ研究所のカタオカさんが実験場であるビニールハウスに遊びに来てくれました。

その時に試作品を作成し、説明させて頂きました。