自動換気装置の取り付け方法を詳しく紹介します。
装置のおおまかな情報が知りたい場合は、こちらをご覧ください。
DIYで取付られる換気システムは、日曜大工のように簡単に取付けられます。
もし、ビニールハウスで手巻き換気のパイプ等が既に取付けられていると、半日あれば取付作業完了します。
(以下のSTEP2で紹介している作業)
Youtubeでも取付方法を紹介予定です。
動画の方が雰囲気も伝わるかもしれません。
用意するもの
- プラスドライバー(配線接続に使用。小さめ)
- モンキーレンチ
- ハンマー(直管パイプを地面に打ち込む際に使用)
- 水平器(パイプを立てる時に使用。無くても良いけど、あればキレイになります)
- 直管パイプ
直管パイプはハウスのサイズに合わせてご用意ください。
また、φ25径をオススメします。
モーターでビニールを巻き上げる際にも、モーターの重みでゆがみにくく、キレイに巻けます。
ガイドパイプとして使う場合もがたつきが少なく、美しく仕上がります。
取付手順
まずはコントロールパネルとなる、制御盤を取り付けます。
今後、便利に使うために、次のような場所に取り付けます。
- 画面を見たり、タッチパネルの操作がしやすい場所
- Wifiが届く場所
取付方法は色々とありますが、パイプや壁に固定する方法が一般的です。
パイプにマイカ線や針金、結束バンドで固定しても良いし、コンパネ等の板にネジ止めしてもOK◎

箱の内側にネジ止めできる箇所があります

結束バンド・針金の固定位置

使用者の肩の高さくらいに取り付けると操作しやすい

液晶パネルは明るい太陽光の下で見にくくなります。
北向きの取り付けがオススメ◎

正面から見て、右下、左上に換気ファンがあります。
通気を防がないようにしてください。

盤を開けても邪魔にならないように右側にスペースを確保します
ビニール、内張資材、遮光カーテン等、巻き取る資材にパイプを取り付けます。
動作原理として、モーターでパイプを巻き上げることで換気・遮光を行います。

パイプと資材の取付けはパッカーを使うと良いでしょう。
また、パイプと資材が水平になるように取り付けると、取り付けた姿がキレイになります。
パイプはφ25など、太めをオススメします。
モーターの重量による”パイプのしなり”が少なくなり、美しく巻き上がります。
手動で巻き上げている…等、既にパイプを取り付けている場合はそれを使っても良いです。

ビニールとパイプの固定は
パッカーを使うのが一般的です

パッカーはたくさん使うのがオススメ。少ないと、パッカーとビニールがズレてしまいます

パイプとビニールは水平になるように取付けます

パイプ同士をつなげる際はタケノコに挿し込んだ後、ビスを打つと確実です
タケノコだけで繋ぐと、パイプだけが空転してしまう場合も…

内張りも水平にパイプを取付けます

内張りは、資材の最下部ではなく、少し上に取り付けると隙間が空きにくく、断熱効率が上がります
STEP②で取付けたパイプの先端に、モーターを取り付けます。
モーターとパイプは付属のネジで簡単に固定できます。


モーターの付属品
STEP④で用いるガイドも標準装備

パイプとモーターを取り付けるために、ジョイントを固定します

全てネジ止めで固定できます
モンキーレンチがあれば便利◎
ガイドは、ベアリングが内蔵されていて、モーターを安定して移動させる部品です。
モーターの下部分に取り付けます。
ガイドが付いたモーターは、ガイドパイプに沿ってスムーズに移動することになります。
ビニールを巻き上げると、パイプに沿って、モーターが移動します。
なので、ガイドパイプはビニールと平行して設置します。


モーターにガイドを取り付け

ビニール(内張資材)と
水平になる位置を探し、目印を付けます

目印にガイドパイプを打ち込みます

パイプの太さはφ19~φ25mm

ガイドパイプがまっすぐ立つように、水平器を使ってパイプを見ましょう

ガイドの位置は内側(ハウス側)でも、外側でも大丈夫です
写真は外側。
制御盤とモーターをケーブルでつなぎます。
ケーブルは足を引っかけたり、踏んだりしないよう、人が通らない位置に配置しましょう。
ビニールハウスの端を這わせることをオススメしますが、埋めたり、保護パイプに入れると完璧です◎
保護パイプはPF管がオススメです。
熱や紫外線、踏みつけの断線を防ぎやすくなり、配線のトラブルを防いだり寿命が延びます。
ケーブル同士の接続は、防水コネクタを使います。
小さなプラスドライバーがあれば、ネジを締めるだけで接続が完了します。

1つのモーターにつき、2本の線がありますが、どちらに繋いでも大丈夫です。
配線の難しさは全然ありません◎


ケーブルは長さを指定して、
オーダーメイドで注文できます
(注文前に採寸ください)

防水コネクタで線を接続します
銅線部分をネジで固定します

制御盤とケーブルをつなぎました

モーターとケーブルをつなぎました
ネジのゆるみがないか確認します

手でコネクタをまわすと、
防水ゴムがケーブルを締め付けます

接続完了です
モーター毎にコネクタを取り付けます

モーターの移動と併せて配線も上下に移動します
邪魔にならないよう固定します

固定は中間部分がオススメ
モーターが動く最高部分、最低部分の中間あたりが良いでしょう

ケーブルを踏まない位置に
ケーブルを配置して、完了です
これで、取り付け作業は全て完了です。
次は制御盤の設定をして、換気・内張・遮光を自動化させましょう。
