各装置の紹介

DIYで取付可能な機器類を作っています。
少量、オーダー生産したものは下部の作成実績でご覧いただけます。

データロガー

気温や日射量、肥料濃度など11項目を測定し、見える化します。

取得した値はクラウドに上がるため、スマートフォンやPCで見たり、ほかの制御機器のトリガーとして使うことができます。

  1. 気温
  2. 湿度
  3. 飽差
  4. CO2濃度
  5. 瞬間日射量
  6. 24時間積算日射量
  7. 水温
  8. 養液EC
  9. 土壌水分量
  10. 土壌温度
  11. 土壌EC

自動換気・遮光装置

モーターを動かして、カーテンの巻き上げ・巻き下ろしを自動でしてくれる装置。

気温が高くなったら、側窓を開けたり、閉めたりします。時間で天井の遮光カーテンを動かしたりも出来ます。

タッチパネルとスマホからの操作が簡単に実現できます。 

細霧冷房

細かい霧を発生させることで、気化熱により周りの熱を奪う装置。

冷房としての気温管理はもちろん、飽差を管理することで光合成効率をアップさせ、高収量を目指せます。

飽差が高くなりやすい夏場、大活躍の装置です。

また、開始時間、終了時間、停止飽差を設定できるため、乾燥気味の時だけ自動でミストを発生させることができます。

自動潅水装置

養液土耕に使う、自動で潅水・施肥をしてくれる装置。

データロガーの日射量と連動し、日射比例潅水が行えます。

廃液量との連動も現在開発中。

水耕栽培用では、DFTの水位を取得することで一定のEC・水位を保つことができます。

小規模 少量多潅水システム

日射比例、土壌水分で自動潅水できる装置。

小さな面積で潅水の自動化がしたい場合に大活躍。
安価に自動水やりが実現します。

フルーツトマト栽培などに使って事例も紹介しています。

ドリップピンによる自動潅水

廃液ロガー

養液土耕の廃液量・ECを測定するデータロガー。

廃液量が給液量の1/3になるように給液したい…などの要望に応えるべく、測定するデータロガーです。

以下の項目を測定します。

  • 廃液水温
  • 廃液EC
  • 廃液量

ゲートウェイ(無線環境を作る)

圃場にWifi環境を作る装置。

携帯電話の回線が届く(3G、LTE)場所であれば、どこでも使用可能。

Wifiがあれば、データロガーや他の機器がインターネットに繋がります。

また、接続エラーが出ないよう監視する機能が付いているので安心です。

小規模CO2施肥装置

暖房機ではなく、ボンベから生ガスを施肥する装置。

二酸化炭素濃度が400ppmを切った際にのみ、低濃度施肥がオススメです。

経済的にも生育的にも高い効果を発揮します。

作成実績

自分用、オーダー生産で少量納品用途で作成した装置類の紹介です。

2024年11月 研究用通風量コントロール
  • 通風量をコントロール可能
  • (電圧・電流値で間接的に)通風量の再現が容易
  • ムラが少ない風
  • メンテナンス・消耗品交換が容易
2024年11月 ビニールハウス イチゴ栽培 電照
促成 高設栽培 有機栽培移行期間中イチゴ栽培
アクアポニックス 多段イチゴ栽培
  • イチゴ電照を設置
  • 日没後、PPFD量は1未満の電照
  • タイマー制御
2024年11月 アクアリウム 水耕栽培用途 フロートスイッチ固定具
オーバーフロー水槽の濾過部分の形状に合わせて3Dプリント
  • フロートスイッチの固定具を作成
  • アクアリウムでのアクアポニックス用途
  • フロートスイッチを装着することで自動給水を実現しました
  • フロートバルブで無電気給水できますが、あえて他の制御を噛ますために電気制御
2024年9月 自由落下式電磁弁水位コントロール
  • 水圧が無い、自由落下仕様での電磁弁制御
  • 水位コントロールに使用
  • 時間・給水量・温度など、任意の設定で動作ができます

2024年10月 湛液水耕用 栽培槽ごとに肥料濃度を指定して自動給水 タッチパネル式
2024年10月 水耕栽培槽 自動給水
2024年9月 LED用調光
2024年8月 ビニールハウス用 AC100V/200Vの電力量記録、停電アラート
2024年8月 コーヒー栽培用 自動施肥・潅水(上記潅水システムにも追加)
2024年7月 キノコ栽培用 CO2、湿度コントロール
2024年7月 微生物培養用途 有機JAS適合廃糖蜜自動施肥
2024年6月 ビニールハウス天井散水(飽差連動)
2024年5月 (改良)換気システム モーター配線巻き込み防止ガード追加
2024年4月 アクアポニックス用 DO,pH,EC測定ロガー
2024年4月 溶存酸素量測定ロガー(DO値)
2024年3月 (改良)データロガー 外部温度・湿度測定 高耐久通風仕様 消耗品交換簡素化
2024年2月 高湿度対応用 CO2コントロール
2023年12月 太陽熱温水器用水温監視ロガー、制御
2023年8月 移動可・タッチパネル式施肥&給水(2液式 肥料濃度変動)
2022年10月 微生物培養用途 高温サーモスタット(50℃以下、汎用ヒーター制御)

今でこそシステム開発をしておりますが、私はあくまで一農家でした。
省力化なんてどこから手を付けたら良いのか正直、全然わかりませんでした。

もし、何から手を付けたらいいのか…と悩まれる方がおりましたら、

・繰り返しの作業
・考えずにできる単純作業

を優先的に機械にお任せするようにして、省力化を進めていくといいかと思います。

悠々システムは、自分の単純作業を変わってやって欲しいと思って作った仕組みです。
まだまだ荒削りなシステムですが、何か動き出したい場合は、お力になれるかもしれません。

お気軽にご相談ください。

目次