DIY取付可能なタッチパネル式の全自動 細霧冷房装置です。
濡れないような細かいミストを放出して、気化熱でハウス内の温度を下げます。
「日中」「乾いた時だけ」自動で動作して、ミストを放出します。
(時間や乾き具合は もちろん設定変更可能)
インターネットに繋がって、スマホ操作・確認できます。
夏に大活躍ですが、春、秋、冬も飽差管理をすることで生育がすごく良くなったり、ハダニが出にくくもなります。
DIY 細霧冷房の特長
超微細ノズル 濡れないミスト
水道水の数倍に高めた高水圧で、
φ0.1mmの超微細ミストノズルから水を噴射します。
超微細な水滴は地面や葉に落ちる前に蒸発。
気化熱でハウス内温度を低下させます。
タッチパネルディスプレイ
複雑な動作設定もタッチパネルにより、簡単に設定。
何時から何時まで、ミストを放出するか、など
タッチパネルなので、直感的に動かせます。
スマホ確認・操作可能
インターネットに繋がることで、
スマートフォンやパソコンから 動作状態が確認できます。
今日、何回ミストを放出しているんだろう…? などの疑問も、
ハウスへ行かずに確認できて安心です。
DIYで消耗品交換が可能
ホースや微細ノズル、センサー等の消耗部品のほとんどを
交換できるようにしました。
一部が壊れただけで、装置全部が使えなくなるのは非常に悔しい。
そんな思いをしたくないので、消耗品交換をすることで
末永く使えるようにしました。
動作可能環境
- 単相200V
- 水道水
DIY細霧冷房の取り付け方
ここでは、ざっくりと簡単な説明を行います。
取付方法を詳しく知りたい場合は、専用ページやYoutubeがあります。
- 200Vコンセントが近い
- 蛇口が近い
- WiーFiが届く
これらの場所にポンプ、制御盤を設置します。
ポンプは水平になるよう設置します。
地面より少し高くなるよう、コンクリートブロックの上に置いたりするのもオススメ。
微細ミストが出るノズルは、数珠繋ぎになっています。
すごく小さな穴が空いたノズルは、耐圧ホースに繋がり、
それが数十個くらい数珠繋ぎになって、ポンプに繋がります。
放出ラインは、作物を栽培している真上ではなくて、通路上にすることをオススメ。
設置やメンテナンスの作業性がすごく良くなります◎
耐圧ホースを切断し、切断部のバリを取ります。
切断、バリ取りは専用工具を同梱しています。
耐圧ホースの切断長さは、ハウスの長さによって異なります。
予め、メモを書いてイメージ図を作ってから作業しましょう。
私が作ったイメージ図をページの下に貼っておきます。
良ければ参考にしてください!
ジョイントに耐圧ホース、微細ノズルを取り付けます。
全部をつなげてしまうと、この後の取り付け作業がやりにくくなります。
4本繋げたセットを5セット…のように、分割して、繋ぐことをオススメします。
色々な形状。L型、T型、I型
耐圧ホースと微細ノズルが
取付けられる
末端のジョイント
二重パッキン、ノズルを取り付けます。
ノズルはネジ形状になっていて、手で締め込むことで、取り付けられます。
現在、ホースの中には、ゴミやチリが入っているかもしれません。
このまま通水してミスト放出が出来ますが、その前に、一度通水してホース内の洗浄をしましょう。
末端だけノズルを取り付けずに、置いておきます。
これまでに作ったホースのセットをハウスに取り付けましょう。
メンテナンスのしやすさを除けば、高い位置に取り付ける程、ミストが蒸発しやすくなります。
ノズルから出たミストは、放出後1m以内でパイプや作物、遮光シートに当たると水滴になります。
ハウス上部に取り付けやすい対象が無ければ、マイカ線などを張り、
線に沿わせて耐圧ホース&ノズルを固定します。
高圧ポンプと耐圧ホースを繋ぎます。
L型、T型のジョイントを使って、これまでのホースへ繋ぎます。
高圧ポンプの入水部分です。
蛇口から高圧ポンプまで、分岐ホースやフィルター、電磁弁を繋ぎます。
制御盤には、200Vのコンセントの入力、出力があります。
入力はハウスのコンセントへ。 出力は高圧ポンプへ繋ぎます。
DIY細霧冷房の使い方
取付方法と同様、ここでは簡単な説明だけ行います。
取付方法を詳しく知りたい場合は、専用ページやYoutubeをご覧ください。
何時から何時まででミストを放出するか決めます。
放出する飽差を決めます。飽差は数値が大きくなる程、乾いていることを表します。
常に放出しっぱなしではなく、出して、止めて、出して…を繰り返しします。
30秒出して、30秒休んで…みたいな。
制御盤にあるボタンを押し、スマートフォンのアプリから操作すれば簡単にネットに繋がります。
データロガーで取得した値が取り込まれ、それを元に自動動作が行われます。
後は条件に従って、自動でミストが放出されます。
日中の乾いた時に、自動でミストが放出されます。
夕方前や、湿度が高い時には自動で停止します。
自動で動くため、今後することはメンテナンスくらいです。
税込み価格
一式 638000円
200㎡まで対応している全部材が含まれます。
もっと圃場が広い場合などはお気軽にご相談ください。
一式内容
タッチパネル制御盤、高圧ポンプ、微細ノズル(50個)、各種ジョイント、耐圧ホース、低圧用ホース等の部材など。
よくある質問
- 井戸水でも使えますか?
-
極力、水道水をオススメします。ですが、井戸水もフィルターを使えば可能かもしれません。
実際に井戸水を使って動かした例もあります。(2024年4月現在 4カ所)
水質は地域によって違うため、フィルターを複数使うなど対応できるかと思います。良ければ相談してください。 - 100Vでも使えますか?
-
要相談ですが、200Vを強くオススメします。
200Vと比べると、100Vでは、放出した瞬間のミストの粒が大きくなる(=水滴になりやすくなる)気がします。
また、別のポンプを用意するために価格が高くなり、納期が延びます。
注文方法
以下よりご連絡ください。
動作状況をご確認するために、私のビニールハウス見学も可能です。
実際に動いている様子が見たい
Youtubeでの紹介
近日中に公開予定です。
実際に見る場合
兵庫県宝塚市にあるビニールハウスにて動いている様子をご覧いただけます。
以下、見学フォームよりご連絡ください。
JR大阪駅から最寄り駅まで電車で30分。駅から徒歩9分(タクシー1メーター)で圃場に到着します。
納品実績&どうなっているか
沖縄県 アルファームさん
ハウス内、ベビーリーフ栽培。