お届けした土壌水分センサーの延長ケーブルには、白いプラスチックの小さなコネクタ(XHコネクタ)がついています。このコネクタを、制御基板側の差し込み口に挿すだけで接続は完了します。
私たちは農家であるため、「修理する権利」を、農家に渡す側に立ちたいと考えています。XHコネクタの取付手順を全公開します。初めての方でも迷わないよう、写真つきで説明します。
こういう時に使う記事です
- 土壌水分センサーの延長ケーブルが届いた、初めて接続する
- センサーの配線を抜き差ししたい、現場で配置を変えたい
- コネクタが抜けてしまった、配線色が分からなくなった
用意するもの
| 品目 | 備考 |
|---|---|
| XHコネクタ付き延長ケーブル | センサーに同梱、または悠々システムから取り寄せ |
| 樹脂ハウジング(白いカバー) | 延長ケーブルに付属 |
| 金属端子(爪付き) | 各線の先端に圧着済み |
工具は基本的に不要です。手作業で「カチッ」とはめ込むだけで接続できます。
取付方法(全5ステップ)
まず、延長ケーブルの先端についている白いコネクタを手に取ってください。
線の色は、上から 黒・白・緑・赤 の4色です。樹脂ハウジング(白いカバー)に挿し込む前に、色と向きを必ず確認してください。

色の順番が違うと、センサーが正しくデータを返しません。差し込む前に必ず確認してください。
白いプラスチック部品(樹脂ハウジング)には、上下の向き(天地)があります。

ハウジングをよく見ると、片面に小さな溝(みぞ)があります。この溝は、金属端子の爪がハマるための受け口です。挿し込みの向きを決める目印になります。
各線の先端についている小さな金属端子を、樹脂ハウジングの穴に1本ずつ差し込みます。
差し込む向き:金属端子の小さな爪(ツメ)が、樹脂ハウジングの溝にハマる向きで挿し込んでください。「カチッ」と軽い手応えがあれば、正しく入っています。
- 力を入れすぎない — 奥までスッと入ります
- 「カチッ」と感じたら、軽く引っ張って抜けないことを確認
- 抜けてしまう場合は、向きが逆の可能性。180度回転させて再度試す
向きを間違えて無理に押し込むと、爪が折れて引っ込んでしまい、溝に引っかからなくなります。繰り返すと金属疲労で折れることもあります。
折れてしまうと金属ピンの取付直しが必要となり、専用の圧着工具がいります。確認してから作業するのが、結局一番早いです。

金属の爪が見える状態で、上の写真と同じ色配置になっていればOKです。
樹脂ハウジング(白いカバー)を持って、データロガーの差し込み口に取付けます。
ハウジングの爪同士がキレイにハマる向きがあるため、奥まで挿し込んでください。

- 線の色の順番が 黒・白・緑・赤 になっている
- 樹脂ハウジングの天地(溝の向き)を確認した
- 金属端子4本すべてが「カチッ」と入り、軽く引っ張っても抜けない
- データロガー側のソケットに、ハウジングがまっすぐ奥まで挿さっている
- センサー値がデータロガー画面・スマホで読めている
5項目すべてクリアで取付完了です。1つでも気になる点があれば、施工サポートまでご連絡ください。
よくある質問(FAQ)
- 爪を折ってしまった場合はどうすれば?
-
金属ピンの圧着には専用工具が必要です。お手元で修復しようとせず、施工サポートまでご連絡ください。新品の延長ケーブルを送付するか、現地でご対応します。
- 線の色順番が分からなくなりました
-
本記事の手順1の写真が正解です(上から 黒・白・緑・赤)。順番が違うとセンサーが正しく動作しないため、写真と必ず照合してください。
- 取付けたのにセンサー値が出ません
-
まず線色の順番を再確認してください。次に、ハウジングがデータロガー側に奥まで挿さっているか確認します。それでも値が出ない場合は、ケーブル断線または基板側のトラブルの可能性があります。写真を添えて施工サポートまでご連絡ください。
- 延長ケーブルだけ追加購入できますか?
-
はい、追加購入いただけます。長さ・本数を施工サポートまでお知らせください。
- 屋外配線で気をつけることは?
-
XHコネクタ部は防水ではないため、屋外設置時は防水ボックス内に収めてください。
うまくいかない場合は
「写真と現場の様子が違う気がする」「爪を折ってしまった」「センサー値が出ない」——そんなときは、お気軽にご連絡ください。
状況の写真を添えてメールいただくと、効率的にやり取りできます。

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